ハーバリウムは長期間楽しめる魅力的なインテリアアイテムですが、作成時にはいくつかの注意点があります。
特に、使用する素材の選び方が重要で、不適切な素材を使うと望んだ仕上がりにならないばかりか、ハーバリウム自体の劣化の原因にもなります。
本記事では、ハーバリウムに入れてはいけない素材についてくわしく解説していきます。
水分を含む素材の危険性
ハーバリウムに入れてはいけない最大の注意材料は、水分を含む素材です。
そもそもハーバリウムは、花や植物の美しい姿をオイルで密閉し、長期間その姿を保つことが目的のひとつです。
したがって、水分の入ったままの生花やその他の素材を使うと、ボトルの中でカビが発生したり、液が濁ったりして、期待通りの仕上がりにならないのです。
生花は絶対に避ける
ハーバリウムに入れてはいけないものとして、まず生花が挙げられます。
生花は水分を含んでいるため、ボトルの中でカビが繁殖したり、腐敗が進行したりしてしまいます。
長期間楽しめるはずのハーバリウムですが、生花を入れてしまえば、早々に液が濁り、美しさが失われてしまうでしょう。
また、生花の色素がオイルへ染み出すことで、ボトル全体の透明感が失われる可能性もあります。
ハーバリウムの魅力は、オイルを通してお花の美しさを鑑賞できることにもあるので、このようなリスクは避けたいところです。
ドライフラワーでも要注意
では、ドライフラワーなら水分が含まれていないので問題ないのでしょうか。
実は、完全に乾燥させていないドライフラワーを使うと、それも色移りの原因になり得ます。
つまり、ハーバリウムに使うドライフラワーは、徹底的に乾燥させる必要があるのです。
市販のドライフラワーでも、製造時に水分が残っている場合もあるため、一度オーブンで完全に水分を飛ばすなどの工夫が求められます。
水分が残っていると、長期間放置した時に液が濁ったり、カビが発生したりする恐れがあります。
水分の有無を確認
他にも、果物や木の実など、見た目では水分の有無が分かりにくいものもあります。
ハーバリウムに入れる前に、実際に触れてみるなどして、必ず水分が含まれていないことを確認しましょう。
時間をかけて乾燥させることで、安全に使用できる素材になります。
一方、プリザーブドフラワーなどの加工された花材は、基本的に水分が含まれていないため、比較的安全にハーバリウムの素材として使えます。
ただし、染色した製品の場合、色移りに注意が必要です。
オイルに強くない素材の使用
ハーバリウムに入れてはいけない素材には、水分を含むもの以外にも、様々な種類があります。
基本的には、オイルに強くなく、浸して長期間放置すると変質や変色してしまうようなものは避ける必要があります。
金属・ゴム製品の危険性
オイルに弱い素材の代表例が金属やゴム製品です。
オイルの影響で金属が酸化したり、ゴムが変質したりすると、ボトル内部で絶えず何かしら変化が起こり続けます。
長期的には液の濁りや、異臭の発生など、様々な問題が生じ得ます。
このようなリスクを避けるため、金属やゴム素材の使用は避けたほうが賢明です。
代わりに、木製やガラス製の素材を使うのがおすすめです。
プラスチック製容器の耐久性
ハーバリウムの容器にプラスチック製のボトルを使うと、比較的簡単に傷がついてしまいます。
またオイルによる変質で透明感が損なわれたり、オイルが浸み出す可能性もあります。
そのため、ガラス製のボトルを使うことが推奨されています。
ガラス製のボトルであれば、透明度が高く傷がつきにくいだけでなく、オイルに強い素材でもあるため、長期間美しさを保つことができます。
ただし、落とすと割れてしまう可能性もあるので、丈夫なガラス製品を選ぶ必要があります。
着色された製品への注意
最後に、オイルに強い素材を使ったとしても、染色された製品を使うと色移りのリスクがあります。
特に濃い色の場合、オイルに色素が溶け出す可能性が高く、ボトル全体の色が変わってしまう恐れがあります。
無色透明なプリザーブドフラワーなどは比較的安全ですが、着色された製品は避けたほうが賢明です。
自然な色合いを楽しみたいのであれば、木の実やドライフルーツなども素材として選択肢に入ります。
まとめ:【危険】ハーバリウムに入れてはいけないもの5選!
ハーバリウムを長期間美しい状態で楽しむためには、水分を含む素材や、オイルに弱い素材を避けることが重要です。
生花、水分の残ったドライフラワー、金属やゴム製品、プラスチック製容器などは避け、乾燥したドライフラワーやプリザーブドフラワー、木の実、ガラスのボトルなどを選ぶようにしましょう。
また、濃い色の素材を使う場合は色移りにも気をつける必要があります。
地道な作業ではありますが、素材の下準備を入念にして、適切なものを選ぶことで、きれいなハーバリウムを長く楽しめるはずです。

